何度も捻挫を繰り返してきたゆるい足首靭帯持ちだが、依然として長年ある競技を趣味で続けている。腰痛とか膝痛とか、他の部位にも負担がくるとこの靭帯の痛みも増してきたりして、調整が難しい。今回は徹底的に痛みを取りたいと躍起になり、鍼や超音波治療に加えて、日常的に出来る磁気治療を検討。
他社製品、ネックレスに加えブレスレット製品など多数ある磁気治療具の口コミの中、効果があるのかないのかわからないという声が結構あって困惑した。
プロアスリートが広告塔になっている某有名2業者の製品は高価であり、1社は足首用の製品は無い(問い合わせた所、筋肉が少ない部位なので効果が認められないそう)こともあり、また高評価が多かったPIP製品に決定。内外、両くるぶしの周辺が痛むことが多いため、足首より緩めて太い部位で使えるよう、ネックレス60cm(二重に巻く)を購入。
【結果】使った初日から足が軽くなった。これは、鍼や超音波治療の直後から痛みが軽減し、足が軽くなった感じがする感覚に似ている。(期待によるプラセボ効果もあるかもしれない)が、毎日入浴、フィットネスの時間以外は装着を続けて2週間目の今、確実に使用前より楽な感じがする。いつもは運動後、筋肉痛関節痛が増悪するのだが、今は治療を受けた後のように回復しやすくなっているような感覚がある。
無論、(効いてないと困る)という気持ちも働いていると思う。が、使用していない時の運動後の痛みが10段階中7~8だとすると、運動後装着を続けていると4~5に治まっているといった感覚。気持ち以外は数値で測れないので証明しようがない。
自分の場合は、【磁気治療が効果的なはず!】と推測をつけて購入しているので、効くと思っているものはたとえどんなに他の人にとって効果があるもの(たとえばネギを巻くとか、手術するとか)よりも効くのである(例え話)。鍼が効く人なら私同様に、より効果が期待できるかもしれない。西洋医学では血流の減退や改善によって細胞や組織の健康状態が変わることが証明されているのであるが、エネルギーの流れも伴うことが現代では重要視されていない。エネルギーの流れ(=経絡)をよくするのが鍼であり、これを知らなくても効果を感じている人や、その事を知っていて効果があると感じている人(自分など)にとっては、磁気治療の効果が感じられるだろう。